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| フランス田舎風の家をイメージした暖かみある店内 |
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| 玉ねぎをたたいてペースト状にし、ルーを作ります。 |
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| カレーはルーとライスとメークインがそれぞれ別皿で盛られて運ばれます。 |
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| 煮込まれた玉ねぎからくる深みとコクのカレーを味わってみてください。とスタッフの皆さん |
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半蔵門駅出口をでてすぐ左の角を曲がり、赤茶レンガ色マンション1階の奥まったところに、今回訪問したお店「欧風カレー プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」があります。
入り口手前には、電灯に掛けられた天然木の看板があり、「お店はここだよ」っと案内をしてくれます。
店内は、フランス田舎風の家をイメージしたつくりとなっており、店名「プティフ・ア・ラ・カンパーニュの訳は「小さな火が燈った暖炉のある、フランスの田舎家」という意味です。
店内入ってすぐの厨房向かいが、個室のような空間となっており、さらに奥へ進むと、サイドランプが暖かく灯す大テーブルのあるダイニングになります。暖炉も縦長の厨房前廊下の角に設置されており、店名どおり暖かみのある店内です。
店主は、20歳の時からカレーの世界に入り37歳で独立されました。「手先が器用なほうではなかったのと、カレーが好きだったから」と、カレーを作るようになったきっかけを伺いましたが、カレーが作られる工程をきけば、妥協は一切なく、信念がなくては続けられない手間の多さに驚かされました。すべての作業が完了し、ルーが仕上がるまでに掛かる日数は、なんと3日です。
まずルーの基本となるスープですが、 1日かけてスープの95%にも値する量になる玉ねぎを煮込んだものと、ビーフを4時間ほどかけて煮込んだもとを、それぞれを濾して合わします。そして煮込まれ残った、身の玉ねぎやその他野菜は、翌日人の手により叩き、ペースト状にされます。これらはすべてが手作業になるため、ここでさらに1日費やされます。最後に、小麦粉とスパイスなどを、あめ色に炒め、上記スープとペーストとあわせ、追加の香辛料と塩などで調味されます。
このような工程を経てできあがったものを、鍋にあるカレーに日々注ぎ足してゆき、変わらぬコクを持続させているのです。
早速、一口…言葉にならない味がします。どれだけの玉ねぎを使い煮込めば、これほどまでに奥深い甘味がスパイスを超え、ルー全体に感じられるのでしょう。筆者は辛口が好きだったので、思わず辛口で注文してしまったのですが、この深いルーを、強い香辛料抜きで味わうには、甘口で注文したほうがよく味わえるのではないかと感じました。ライスに関しては、まるで固めに炊かれたピラフのような食感。スープとバターを少量入れて調味された味が軽くのせられたチーズと絡み合い、そのままでも十分おいしくいただけます。ルーと一緒に口に含めると、それぞれの味がまろやかに調和され、まさに本格欧風カレーです。途中、バターと共に出された皮付きメークインを口に頬張り、カレーの辛味をおさえつつ、またカレーを食すとなんども新鮮な辛さを味わうことができます。
すべてにおいて手抜きがされていないプティ・ア・ラ・カンパーニュ流カレーライス。カレーに対するとても強い愛情が感じられました。
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